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This blog is Written by 小林 谺,Template by ねんまく,Photo by JOURNEY WITHIN,Powered by 忍者ブログ.
徒然なる、谺の戯言日記。
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07/04 Eve
今 アナタに出来る事は少なくて
私が壊れていくのを ただ 見ているだけ
それでも私は 嬉しかったのに……

夢幻に続く冷たい雫の中で
微かに笑みを浮かべて 綺麗なまま変わらない君
その双眸は僕だけを映して
「ずっと傍にいる」 「もう離さない」
沈んでいく記憶想い

永遠という言葉の住人 朽ちる事のないもの
キレイな花は散ってしまったけれど
時を止めた君がいる 触れる事叶わなくとも
僕の全ては君だけのものだから 哀しまないで

この世界はきっと壊れてく 君を残して
僕は君のために生まれ 君を守るために生きた
瞳には君の笑顔だけ映して
「ずっと忘れないで」 「もう離れない」
幾重も罪を重ねて

人が人を裁くのなら 僕は誰に裁かれる?
朽ちて行く僕には 君の傍にいる事しか出来ない
君を見つめる事しか出来ない この声が届かなくても
僕の全ては君だけのものだから 永久にずっと

やがてが昇り 全てが照らされていく ……僕の罪は?
裁く事も裁かれる事も 許す事も許される事もない世界
ただ僕は 君を守りたくて 君と行きたかった
ただそれだけだったのに
滅びをむかえ消えて行く 国の全ては砂に還り
輝く意志だけが永遠に残る

ただ、君だけを残して
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06/15 キミへ
さようなら、大切なキミ――


楽しかった事、哀しかった事、嬉しかった事、

全部、全部の想いは、ここにあるから、

忘れず、ここにあるから―――


キミが消えてしまおうと、手の届かない所へ行ってしまおうと、残っているから。

いずれ、私もその場所へと向かう時が来るから、

その時は、また、一緒に笑って、泣いて、

たくさん、たくさん、話をしたいから。


だから、お願い。

お願いだから、微笑んで言わないで―――――さよならを。
11/01 御手紙
前略。
言い切れないほどの、感謝と謝罪を―――。


ここから先は、独りで歩む道。
誰も伴わずに…。
これは、あの時ためらってしまった事が全ての始まり。
そして今もおめおめと生きるこの身は、
宛を失った忠誠と共に今もそれを果たせぬまま。
全てを清算して、その元へと向かう事は出来たのに。
そうしなかった愚かな私。
今はまだ、唯一の心残りがあるから―――。
守りたいものがあるから、ここに在る事をお許し下さい。
時が流れ―――この手に、この心に、残りしその一つが失われた時、
私はそこへと向かいます。

今も変わらず、誓いし忠誠はただ独りのためだけに。
今も変わらず、ここにあるから。

だからもう少しだけ―――。
見苦しく愚かしくそこにしがみ付いて、在る。
死に得た存在として、動く自動人形。


何を求め、
何を期待していたのか、
今となってはわからない。
ただ一つだけ言えるのは。
私の時間はアノトキから止まっていた。
そうして再び動き出してはみたが、歯車が噛み合わなかっただけの事。
ただ、それだけの事―――。

己の全てを初期化しようと試みたが、それは半端に終わり、
己のみに関わるモノだけがここに残った。
過ぎた時間は戻る事はなく、
過去にあった事は消える事はなく、
消えてしまったモノが戻る事もなく。
だから。
全てを消そうと、そう思っていた。
「誰か」に負荷が加わる前に、
「誰か」を望む前に、
己が、惜しくなる前に。

そうしているうちにダラダラと時は流れ続け、未来へと繋がっていた。
辿り着く場所がどこなのかはわからないが、
最後にイク場所はもう決まっているから。
迷う事なく、進む事が出来る。
今、守りたいと思うモノを守るために、在る。
ただ、それだけのために。


有り難う。
たくさんの思い出を、想いを、願いを、与えてくれて。
それらがあったから今なお動き続けてる。

ごめんなさい。
たくさんの思い出と、想いと、願いとに、背を向けて。
それらを捨ててしまう時がくるから。

大好きな人達。
どうか、どうか―――。
アナタ方の胸にいつも光がありますように。
アナタ方の想いのままに、己を信じ貫き通せますように。

そして。
大切に、幸せになって欲しいと望む。
その行く末を見守りたいけれど、今のままでも十分幸せそうに映るから。

何かを望んだわけではなく、ただ、心残りがあったからそこに居ただけ。
でも、それが消えてしまえば居る意味はない。
私の望む先は一つだから。
私の帰る先は一つだから。
ありがとう、そして、さようなら―――。
ふと 空を見上げたの 雪の降る夢を見たわ

静寂につつまれて 私 独りたたずむ


アナタは言ったわ 「また、此処で会おうね」と

景色はあの時と同じ でも今独り



ふと 空を見上げたの 蒼い雲煌いて

満月につつまれてる

輝く大地と アナタの心に

私が凍れる前に…




桜舞う並木で 夢見てる私がいるわ

風に舞う花びら見つめ アナタを待つわ


舞い落ちる花びらに手を伸ばし よみがえる

思い出抱きしめてみる

ピンクの雪が降る 春風のコエ聞いて

桜が散り落ちる前に…



雪が降るあの場所に 私を連れて行って

降り始めの雪見上げるの

花咲くあの道を 二人で歩こう

桜が散り始めたら…


風に舞う花吹雪 私を凍らせる

アナタ 迎えに来てよ

待ってるの永遠に その時をたった独り

散り終える前に会いたい…

※注釈
コレは、某私小説のテーマソングです。
当時の私は何を考えていたんでしょうか……。
ちなみに、その他の関連資料として、設定やら何やら出てきましたが、肝心の本文が全く書かれてませんでした。
何でテーマソングがあるんだろう。
意味わかりません。



THE WARTH


遥かなる 大地の叫びを聞いた
夢の中で目覚めた人達が 行動を起こした
世界は沈み 恐怖が訪れる
地に足のつく人が畏れ敬い 其れに平伏した

背に翼を持つ人が それらに弾圧コロされ 滅んでいった
お前を助けるモノはナイ お前はただの1人で生きている
だから助けるモノはナイ お前が従わなかったからだ


時を駆け 夢の幻を見た時
人が始めて自己を持ったから 心が生まれた
全てを恐れ 全てに弱くなった人 (光が降り注ぐ…)
狂気の中で目覚めたオニが そこまで近付いた

手を伸ばせば貴女に届く いずれ喰われて 朽ちて行くから
貴女を助けるコトはナイ 貴女は全てを捨てたのだから
だから助けるコトはナイ 貴女がソレを望んでいたからだ


今日も闇に光が落ちて 世界が人を見失う
誰もいなくなった 地上に立って
最後の1人は何を思うのか?
「私は…。
 アナタを必要としていた。
 アナタがいないと淋しかった。
 そして、アナタを愛していたのに…」
「何故、貴女は私を見てくれなかったのか?」