徒然なる、谺の戯言日記。
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※召喚、2週間後。
1.あなたのお名前を教えて下さい。
「松浪琳子、ま、つ、な、み、り、ん、こ、です。
変な発音にしたり、勝手に略さないで下さいね」
2.元の世界におけるあなたの身分を教えて下さい(学生、社会人等)
「社長秘書です」
3.あなたの年齢を教えて下さい。
「先月、26歳になりました」
4.あなたの性別を教えて下さい。
「女性です」
5.あなたが召喚された(迷い込んだ)世界はどのようなところですか?
「RPGに出てくるような世界。
私が本来いるべき世界からすると、
テレビドラマやアニメの勧善懲悪物に多い、
変身途中は攻撃しないといったような状況が普通に展開されています。
正直、バカかと思います」
6.その世界の文化レベルはどれくらいですか?
「私がいる所の生活水準は高いですね。
中世のヨーロッパあたりのような印象を一見受けるのですけど、
特に不便を感じないので生活水準はその当時より高いと思います。
ただ、電気機器等は存在していませんが、
同じ役割を魔法で担っているみたいですね」
7.その世界では戦争をしていますか?
「国家間の争いというのはあるみたいです。
ただ、現在お世話になっている所は平和そのもので、
物語にある楽園みたいな印象を受けますね」
8.剣、魔法、竜など、もとの世界では有り得ないものが存在しますか?
「ええ、お陰で大変困っています。
人でない方々に関しては、
時期の経過と共に容姿が違うだけですので慣れましたけど。
剣に関しては学生時代剣道を精神鍛錬の一環として倣っていた程度で、
命のやりとりなんて当然無理です。
それに魔法なんて、そんなモノ使える訳がないじゃないですか…」
9.正直な話、召喚された時どう思いましたか?
「性質の悪い冗談だと思いました。
新商品の説明とテストを見るための会議へ向かう途中だったので、
それだと思いました。
リアルな体感RPGでしたし。間が悪すぎます」
10.誰かに拾われましたか? もしくは生活を保障してくれる人と出会いましたか?
「最初に、こ…――――それはいいとして、
頭に角を生やした筋肉質な方に襲われて、崖から落ちて、
気付いたら私をこんな目に合わせた張本人に遭遇した、と。
生活は保障されてますね。
賃金を払えないので、その分は労働で返しているつもりです」
11.その人はどんな人ですか?
「国の宰相を務めていて、ラッセル・アルベッキーノという方です。
はた迷惑な話ですが、髪も眼も驚くくらい真っ白、肌も青白くて、
難病を患っている方かと怒るよりも先に心配してしまったのが、
初対面の印象です」
12.異世界におけるあなたの身分は何ですか?
「身分……(凄く嫌そうな顔をして)、勇者とか呼ばれてます。
身に覚えがないので辞めて欲しいのですけれどね…」
13.それはどのような身分(あるいは役職)ですか?
「保護して下さった聖レシル王国において、
王国存亡の危機、かつ、国民が直接手を下せない状況に陥った際に、
余所(異世界)から人手を調達してきて、
その問題を解決するという役目のようですね。
過去に同じ目にあった方の文献を読ませて頂いた事と、
色々な方の話を聞いての私の勝手な介錯ですが」
14.あなたの身分は高いですか? それとも低いですか?
「高い低いというよりも、重宝されているという印象を受けます…。
正直、凄く嫌です」
15.その身分に満足していますか?
「嫌です。私は普通の生活がいい」
16.友達、恋人、主君、部下など、特別な人は出来ましたか?
「今の所、友達は出来ましたけれど、特別と断言出来る人はいません。
強いて言うなら、色々身の回りの事を気にかけてくれてるリエかな?
妹みたいで可愛いんです」
17.その人はどんな人ですか?(複数いる場合は好きなだけ答えて下さい)
「余り言いたくないけど、答えないと駄目なの?
リエは、年の割に子供っぽぃというか純粋というか単純と言うか…。
世間知らずではないのに保護欲をそそる存在と言いますか(苦笑)
何ていうか、不思議な子です。
大抵の事はこなせる、しっかりした女性なんですけどね」
18.人間関係はうまくいっていますか?
「身近な所は上手くいってます。
外の事は人の関係がよくわからないので何とも言えませんが、
今の所、私にとっての難点は琥珀ですね。
あのバカ!」
19.異世界で「これだけは我慢出来ない」ということはありますか?
「男の琥珀が捕らわれのお姫様で、私が勇者と呼ばれてる所。
逆でも嫌ですが…」
20.逆に「元の世界よりずっといい」と思うところは?
「空気が綺麗です。
自然も綺麗で、上手く調和できている所ですね。
そういう所は凄く良いと思います」
21.異世界で達成しようとしている目的はありますか?
「はい、あります。
勇者と呼ばれても私はそんなモノではないので、
彼らの望む結果を出せるとは思いませんし、
私個人の目的とは別件になりますね」
22.それはどんな目的ですか?
「琥珀を一発殴って、説教して、元の世界へ帰る事です。
仕事へ行く途中でしたし」
23.異世界で身につけた特技はありますか?(剣技、馬術など)
「特にありません。
強いて言うならこの世界の言語を学習している途中です」
24.もう一般人(地球人)には戻れないと思いますか?
「いえ、絶対に帰ります。仕事がありますから」
25.なぜ、自分が異世界に召喚された(迷い込んだ)んだと思いますか?
「琥珀のせい。
絶対そう!
昔から、私にとって厄介ごとしか持ってこない疫病神なんだからっ!」
26.あなたは何か重大な使命を帯びていますか?
「重大かどうかはわからないんですよね、実際問題として。
だって一応…平和といえば平和なんです、此処。
時々勘違いした変なのが来ますけど」
27.元の世界に帰りたいですか?
「帰りたいです。
業務が気になりますし、お爺様の様態だってとても心配です」
28.元の世界に帰る場合、「これだけは持って行きたい」というものはありますか?(連れて行きたい人でも可)
「琥珀。首輪でも付けて繋いでおこうと思います、本気で」
29.元の世界に戻るか、異世界に残るかを選べるとします。あなたはどちらを選びますか?(自分がどちらを選ぶと思うか、でも可)
「帰ります。
馴染んできてるって言われますが、やっぱり私は異邦人ですからね」
30.お疲れ様でした。最後に一言どうぞ。
「有り難うございました。
琥珀を見かけたら、首を洗っておきなさいって伝えておいて下さいね」
※質問はコチラのサイト様からお借りしています。
La・campanella ~ラ・カンパネラ~ 様
1.あなたのお名前を教えて下さい。
「松浪琳子、ま、つ、な、み、り、ん、こ、です。
変な発音にしたり、勝手に略さないで下さいね」
2.元の世界におけるあなたの身分を教えて下さい(学生、社会人等)
「社長秘書です」
3.あなたの年齢を教えて下さい。
「先月、26歳になりました」
4.あなたの性別を教えて下さい。
「女性です」
5.あなたが召喚された(迷い込んだ)世界はどのようなところですか?
「RPGに出てくるような世界。
私が本来いるべき世界からすると、
テレビドラマやアニメの勧善懲悪物に多い、
変身途中は攻撃しないといったような状況が普通に展開されています。
正直、バカかと思います」
6.その世界の文化レベルはどれくらいですか?
「私がいる所の生活水準は高いですね。
中世のヨーロッパあたりのような印象を一見受けるのですけど、
特に不便を感じないので生活水準はその当時より高いと思います。
ただ、電気機器等は存在していませんが、
同じ役割を魔法で担っているみたいですね」
7.その世界では戦争をしていますか?
「国家間の争いというのはあるみたいです。
ただ、現在お世話になっている所は平和そのもので、
物語にある楽園みたいな印象を受けますね」
8.剣、魔法、竜など、もとの世界では有り得ないものが存在しますか?
「ええ、お陰で大変困っています。
人でない方々に関しては、
時期の経過と共に容姿が違うだけですので慣れましたけど。
剣に関しては学生時代剣道を精神鍛錬の一環として倣っていた程度で、
命のやりとりなんて当然無理です。
それに魔法なんて、そんなモノ使える訳がないじゃないですか…」
9.正直な話、召喚された時どう思いましたか?
「性質の悪い冗談だと思いました。
新商品の説明とテストを見るための会議へ向かう途中だったので、
それだと思いました。
リアルな体感RPGでしたし。間が悪すぎます」
10.誰かに拾われましたか? もしくは生活を保障してくれる人と出会いましたか?
「最初に、こ…――――それはいいとして、
頭に角を生やした筋肉質な方に襲われて、崖から落ちて、
気付いたら私をこんな目に合わせた張本人に遭遇した、と。
生活は保障されてますね。
賃金を払えないので、その分は労働で返しているつもりです」
11.その人はどんな人ですか?
「国の宰相を務めていて、ラッセル・アルベッキーノという方です。
はた迷惑な話ですが、髪も眼も驚くくらい真っ白、肌も青白くて、
難病を患っている方かと怒るよりも先に心配してしまったのが、
初対面の印象です」
12.異世界におけるあなたの身分は何ですか?
「身分……(凄く嫌そうな顔をして)、勇者とか呼ばれてます。
身に覚えがないので辞めて欲しいのですけれどね…」
13.それはどのような身分(あるいは役職)ですか?
「保護して下さった聖レシル王国において、
王国存亡の危機、かつ、国民が直接手を下せない状況に陥った際に、
余所(異世界)から人手を調達してきて、
その問題を解決するという役目のようですね。
過去に同じ目にあった方の文献を読ませて頂いた事と、
色々な方の話を聞いての私の勝手な介錯ですが」
14.あなたの身分は高いですか? それとも低いですか?
「高い低いというよりも、重宝されているという印象を受けます…。
正直、凄く嫌です」
15.その身分に満足していますか?
「嫌です。私は普通の生活がいい」
16.友達、恋人、主君、部下など、特別な人は出来ましたか?
「今の所、友達は出来ましたけれど、特別と断言出来る人はいません。
強いて言うなら、色々身の回りの事を気にかけてくれてるリエかな?
妹みたいで可愛いんです」
17.その人はどんな人ですか?(複数いる場合は好きなだけ答えて下さい)
「余り言いたくないけど、答えないと駄目なの?
リエは、年の割に子供っぽぃというか純粋というか単純と言うか…。
世間知らずではないのに保護欲をそそる存在と言いますか(苦笑)
何ていうか、不思議な子です。
大抵の事はこなせる、しっかりした女性なんですけどね」
18.人間関係はうまくいっていますか?
「身近な所は上手くいってます。
外の事は人の関係がよくわからないので何とも言えませんが、
今の所、私にとっての難点は琥珀ですね。
あのバカ!」
19.異世界で「これだけは我慢出来ない」ということはありますか?
「男の琥珀が捕らわれのお姫様で、私が勇者と呼ばれてる所。
逆でも嫌ですが…」
20.逆に「元の世界よりずっといい」と思うところは?
「空気が綺麗です。
自然も綺麗で、上手く調和できている所ですね。
そういう所は凄く良いと思います」
21.異世界で達成しようとしている目的はありますか?
「はい、あります。
勇者と呼ばれても私はそんなモノではないので、
彼らの望む結果を出せるとは思いませんし、
私個人の目的とは別件になりますね」
22.それはどんな目的ですか?
「琥珀を一発殴って、説教して、元の世界へ帰る事です。
仕事へ行く途中でしたし」
23.異世界で身につけた特技はありますか?(剣技、馬術など)
「特にありません。
強いて言うならこの世界の言語を学習している途中です」
24.もう一般人(地球人)には戻れないと思いますか?
「いえ、絶対に帰ります。仕事がありますから」
25.なぜ、自分が異世界に召喚された(迷い込んだ)んだと思いますか?
「琥珀のせい。
絶対そう!
昔から、私にとって厄介ごとしか持ってこない疫病神なんだからっ!」
26.あなたは何か重大な使命を帯びていますか?
「重大かどうかはわからないんですよね、実際問題として。
だって一応…平和といえば平和なんです、此処。
時々勘違いした変なのが来ますけど」
27.元の世界に帰りたいですか?
「帰りたいです。
業務が気になりますし、お爺様の様態だってとても心配です」
28.元の世界に帰る場合、「これだけは持って行きたい」というものはありますか?(連れて行きたい人でも可)
「琥珀。首輪でも付けて繋いでおこうと思います、本気で」
29.元の世界に戻るか、異世界に残るかを選べるとします。あなたはどちらを選びますか?(自分がどちらを選ぶと思うか、でも可)
「帰ります。
馴染んできてるって言われますが、やっぱり私は異邦人ですからね」
30.お疲れ様でした。最後に一言どうぞ。
「有り難うございました。
琥珀を見かけたら、首を洗っておきなさいって伝えておいて下さいね」
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La・campanella ~ラ・カンパネラ~ 様
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